そうだろ

ここ数日部屋から一歩も出ずに生活した
デリバリーを使えば割と可能で本当に死にたくなる
いつでも絶望を内包しなければ笑みを浮かべられないなら嫌われても自分に向き合って生きてから死ぬ方がマシ
その毒の濃度と孤独の比重を身体で感じて
自分で洗ったタオルが優しい匂いでこんなにも泣きそうになる




また騙す為に嘘を吐いた

安閑

そんなものは存在しない

黎明に記録を破棄する
記憶は消えない

安っぽい感情に流されている俺はとても間抜けで
近づいてくる優しさを無視し続けて
怒りを抱いてすらいるだろう誰かに

腐った感情をぶちまけて
狂ったと思われるのが厭で
さらに遠ざかろうとする

俺は もう 狂っている

踏み出す一歩がこんなにも重いとは

つづきから

大して必要ないと思えるものを
ストーカーじみた愛着やよく分からないやりとりで
手に抱えたまま いつかに重くなって
足は前に進まなくなって
呆然としたまま突っ立っていた
あるいは何もしなかった
たまに呼吸を止めて息をしていることを確認した


全てをここに置き去りにして別の場所に行こうと決めた
冬の亡霊になっても

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はじめから

野良電波を掴まえて人道に反するやり方でこれを書いている
あの子が言っていたやり方を真似してみる

手が冷たくて熱を帯びたキーボードを触るくらいでは温めることもできない
こうして時間の経過をただ漫然とやり過ごして関わり合いを避けて生きる

出かける気になれなくてピザばかり注文してみる
後悔や自責は少しなんてものじゃなく だから余計に関われなくなる

俺なんかが関わって良い方向に向かうだなんて到底思えなかった
これから先だってそれは同じで ずっと続いていくのだろう
後悔や自責は消えない
況してや払拭するための努力すら拒む現状を

あの日から あの日から
どうして

そうやって また 人のせいにするの?

努力の認められない価値はどういう風に消化すればいいの?
どうしたら吐き戻さずに飲み込んでしまえるの?

至らなさを 不甲斐なさを 包み込む
音楽

音楽!

点け放したテレビから聴こえてきたそれに少し縋ってみようかな

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翌日(オリジナルVer.)


信号から 赤信号が消えた後の世界にいる
気にされない 息してない それは おなじこと

自暴自棄になって生きても 音楽を愛せなくなっても
身代わりの影に わずかな希望を忍ばせた

孤高という名の幻想も 不幸という名の甘い蜜も
いじらしい程に そう あなたの傷痕になりたかったんだ

その時は その時は その時は Hear

真夏のターンテーブル

*1
たのしかったよ 一人は 意味無いから My Friend
奇跡だったよ 独りは 怖くないから My Friend

真っ白のターンテーブル*2
真昼のターンテーブル

嘘つくほど 心は 強くないのよ My Friend
勇気だそうか 勇気はどこだい 厄介な事はしないぜ

真っ白のターンテーブル*3
真昼のターンテーブル

冬の空と春の風 夏の朝と秋の夕べ*4
つぎ足される毎日は 色を失ったままなのに

たのしかったな 一人も 俺がいないから My Friend (end)

真っ白のターンテーブル*5
真昼のターンテーブル

信じて 信じて 裏切るのは 得*6が無いって思うよ
信じて 信じて 裏切るのは 得が無いって思うよ

何かが壊れた
涙が

*1:真昼のターンテーブル

*2:タイムテーブル

*3:タイムテーブル

*4:

*5:タイムテーブル

*6: